よく耳にする「オーガニック」。
この記事では、「オーガニック」について
わかりやすく解説していきます
健康や環境に良さそうなイメージがあるけど、
一体どんな物なのか理解してないかも…
という方はぜひ!最後まで読んでみてください!
食品や日用品選びが、
今よりきっと楽しくなりますよ♪
そもそも、オーガニックって?
「オーガニック」とは、
自然本来の力を活かし、生産・加工すること。
- 農薬・化学肥料などの化学物質を使用しない
- 遺伝子組換技術を使用しない
- 環境や生態系を保持する
- 生産・加工に関わる全ての人がフェアな関係である
ということが重視されます。
オーガニック・有機・ビオなどと言われますが、
どれも意味は同じです。
オーガニック:英語
ビオ:フランス語
オーガニックスーパーの「ビオセボン」、
ビオ=有機
ボン=おいしい
という意味だそう。
オーガニック食品って?
オーガニックの原理に則り、
自然本来の力を活かして生産・加工されたもの。
無農薬の野菜や、
遺伝子組換の餌ではなく、
自然由来の牧草を自由に食べながら
屋外で伸び伸び育った家畜のお肉などを
イメージしてみてください
現在日本では、
農産物・加工食品・飼料・畜産物及び藻類に
「有機JAS基準」という基準が存在し、
審査をクリアすると
「オーガニック●●」「有機●●」を名乗って
商品を販売できます。
有機JAS認定マーク
有機JASに認定されていない食品を
「オーガニック」「有機」と謳っては
いけない決まりになっています
だれが広めた考えなの?
1900年代初期、
化学肥料などを用いた近代農業が始まりますが、
これに対し懸念や反発をする人たちが出てきます。
元々は欧州の小さな集会だったのです
1960年、米レイチェル・カーソン『沈黙の春』が
ベストセラーとなり、
化学肥料や農薬による健康被害・環境汚染が露呈。
世界的に「オーガニックムーブメント」と呼ばれる
社会運動が巻き起こりました。
これらを背景に1972年、
パリで国際NGO
「IFOAM(国際有機農業運動連盟)」が設立され
現在も世界中で有機農業普及のための活動を行なっています。
このIFOAMが、オーガニックの原則として
「健康」・「生態系」・「公正」・「配慮」の4つを挙げています。
関わる全ての人間・動物・環境がみんな平等で、
配慮しあうべきという考え。
まとめ
日本では、
「健康」「環境にやさしい」という
イメージが強いオーガニックですが、
世界では、動物・微生物の生態系や
家畜や労働者の公正性まで重視されているんですね♪
次回は有機野菜について、
詳しく見ていきましょう
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