オーガニックについては
で勉強しましたね!
次は「オーガニック野菜」についてサクッと解説します!
目次
知ってた?農産物の栽培方法
農産物の栽培にはいくつか種類があるんです。
- 慣行栽培
- 特別栽培
- 有機栽培
1. 慣行栽培
- 現在日本で最も一般的な農法。
- 農林水産省指定の化学肥料や農薬が使え、効率的&安定的な生産が可能
2. 特別栽培
慣行栽培の基準よりも、化学肥料や農薬をできるだけ(半分以下に)減らす農法
3. 有機栽培
- 化学肥料や農薬を使用しない(農林水産省指定の天然由来の農薬等は使えます)
- 遺伝子組み換え技術を使用しない
- 土壌本来の力を活かして生産する
- 環境負荷をできるだけ低減する
生産工程においてこれらの有機JAS基準を満たすと、
有機栽培農産物(有機野菜)と名乗ることができます。
有機野菜の何がいいの?
私が一番推したいのは、栄養価の違い。
- ビタミンC・抗酸化物質の含有量が通常の野菜と比べて格段に高い
- (有害とされる)硝酸体窒素含有量が通常の野菜より低い
ビタミンCが多い理由
自然本来の土壌で、微生物と触れ合う工程でビタミンが作らるそうです。
抗酸化物質が多い理由
薬品に頼らず、農産物が外敵から身を守る中で分泌するから。
硝酸体窒素含有量が低い理由
与えられたけど成長するのに使いきれなかった肥料は、
農産物に蓄積して硝酸体窒素になる。
有機野菜は、適正な肥料だけ使われるので、硝酸体窒素が少ない。
人間の仕組みと同じですね!
土壌本来の力で育つので、野菜本来の味がするとも言われています。
有機野菜は高い?
一般的に、農産物の価格帯としては
慣行栽培<特別栽培<有機栽培。
有機栽培の値段が上がってしまう理由は、
農薬や肥料に頼らないから、
- 野菜の育つスピードがゆっくり(本来のスピード)
- 除草や害虫対策にかなりの労力
- 有機JAS認証取得コストは農家負担
などなど、農家さんにかなりの負荷がかかるから。
負荷が高いなどの理由で、あえて
有機JAS認証を取得していない無農薬農家もあるので、
有機JASマークにこだわらずに
お気に入りの農家を見つけてみるのもいいと思います!
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